■概要
ワーキングホリデーは、日本政府とワーキングホリデー協定を行っている外国へ行き、旅行したり・アルバイトをしながら現地の語学学校で学ぶなど自分でプランを立てることができる制度で、最大で一年間、外国での生活を体験することが出来ます。
年齢制限もあり、18歳〜30歳までとされており、若い間にしか利用出来ない体験です。
■働く
ワーキングホリデーは、働けるのがメリットであり魅力です。
意外と盲点で、現地入りしてからしか気が付かないのが、チップ制の有無です。カナダでは、チップの習慣があり、ワーキングホリデーで人気の他国、オーストラリアやニュージーランドではチップの習慣がないのです。
オーストラリアやニュージーランドに行こうか、それともカナダにしようかと迷っている方で、カナダを選ぶ方に傾く耳寄りな情報になるはずです。
例えば、飲食店でアルバイトをし、月に10万円のバイト代がでるとします。(話が分かりやすいように日本円で書いています。)
オーストラリアやニュージーランドでは、10万円それだけの収入になりますが、カナダでは、違うのです。それは、チップの収入がバイト代に加算されてお給料となるのです。
通常、おおよそどの店でもチップは、従業員全員で均等に分配されるシステムになっています。
もしお店が繁盛店だとするとチップも多く集まるので、バイト代が10万円、チップ代が10万円、合計20万円の収入になる店も、その上飲食店なので賄い付き、そんな店がバンクーバーには多くあるのです。
■語学を学ぶ
カナダ、バンクーバーの語学学校は、その数100校以上になり、その大半は、街の中心部ダウンタウンに集中しています。
これだけ数が多くなると自然に学校間の競争が生まれます。
互いに他校より自校は、より良いカリキュラムを作り、より良いアクティビティを作り、より良い先生を集め、より良い設備を投入し、などなどと学習環境の向上にとても熱心になります。
またカリキュラムに関しても、それぞれの学校で創意工夫し他校にはない自校のみの特色を作るなどで、より差別化を図ったりもしています。
参加する学生にとっては、この学校間の競争がある限り、この上なく良い条件を享受する事ができるのです。
■ボランティア体験・資格取得
●ファームステイ
●環境・動物保護ボランティア
●チャイルドケアボランティア
●老人介護・社会福祉ボランティア
●英語教師・児童英語教育師養成
●小学生英語指導者資格取得
●インターンシップ・ワークエクスペリエンス
■2009年のプログラム
参加者の枠は10,000人です。カナダ政府は相互協定に基づき、在日カナダ大使館にて移民法及び、プログラムの要件を満たしたす申請者に対し、ワーキングホリデーの就労許可証を発給します。申請受付は10,000人の枠を満たした時点で打ち切られますので予めご了承ください。日本を含む全世界からのワーキングホリデープログラム参加者に、150カナダドルのプログラム参加費(PPF)が課金されます。これは、査証申請料ではなく、プログラム参加費です。カナダ大使館・広報部は、ワーキングホリデープログラムの統括部として、査証部と連携しプログラムの運営に当り、情報提供、申請書受付と予備審査をいたします。申請書の本審査はカナダ大使館・査証部が行い、審査に通った方には査証部がワーキングホリデー就労許可証発給の通知書を発行し、申請者に郵送、またはメール(e-mail)で送信します。詳細は以下のサイトをご参照ください。
http://www.international.gc.ca/missions/japan-japon/youth-jeunes/menu-jpn.asp